歌手デビューから22周年を迎えたKinki Kids(キンキキッズ)の2人。
デビューシングルからオリコン初登場1位を取り続け、デビューシングル『硝子の少年』からすべてオリコンチャートで1位を記録し、「シングル1位獲得連続年数」を1997年度から2019年度まで、「デビューからのシングル連続1位獲得作品数」を、40作連続に更新しました。
アルバム通算1位獲得作品数も2017年にリリースされた「The BEST」13作連続19作目となり、歴代単独4位となっています。
彼らの記録はギネスブックにも認定されており、未だにその記録を更新し続けているんです。
そしてそれだけではなく、東京ドーム単独公演数歴代1位、史上最多連続年数公演も!
「KinKi Kids Concert 20.2.21 -Everything happens for a reason- 」で、東京ドームの史上最多公演数」を56公演、「史上最多連続年数公演」を20年に更新しました。デビュー10周年メモリアルを一夜限りのファン感謝イベントと銘打って開催した2007年7月22日の『 10th Anniversary in TOKYO DOME』において、1公演で6万7千人ものファンを動員!
デビューから22年経った今もファンを魅了し続ける2人の魅力とは?
Kinki Kidsの歴史|キンキキッズ
1997年7月21日に、シングル「硝子の少年」、アルバム「A album」の2枚同時リリースでCDデビュー。
2枚ともオリコン週間ランキング初登場1位を獲得しました。
現在ファンクラブ会員数は、ジャニーズの中でHey!Say!JUMPに次ぐ4位の56万人を誇ります。
堂本剛さんと堂本光一さんは1991年にジャニーズ事務所に入所し、1993年にKinKi Kids(キンキキッズ)を結成。
そして、1997年5月29日、ジャニーズ事務所がレコード会社「ジャニーズ・エンタテイメント」を設立し、その第1弾アーティストとしてKinKi Kidsがデビューし、その後も少年隊、NEWS、ジャニーズWESTなど同事務所のアーティストが所属しました。
そんなKinKi Kidsの曲は、ノリの良い明るい曲から、しっとりとしたバラードまで様々で、難しい曲が多いと言われていますが、どの曲も歌いこなしているのはさすがというところですよね。
その音楽性が、ファン内外から高く評価されています。
聞いたことのある人ならわかると思いますが、2人が歌い始めると独特の暗さや翳り、危うさと切なさを溢れ出します。
彼らの歌声には哀愁と品の良さがあると言われています。
また、『LOVE LOVEあいしてる』という番組で、吉田拓郎やLOVE LOVE ALL STARS等、大物ミュージシャンからギターの教えを請う等多大なる影響を受け、作詞作曲等も行うようになりました。
堂本光一さんは幼少期は母親の影響によりTOTOやエリック・クラプトン、イーグルスなど洋楽を多く聴いており、好きなアーティストにはBon Jovi等を挙げています。
また、『solitude 真実のサヨナラ』では「堂本光一が作詞作曲した」という先入観なく楽曲を聴いてほしいという思いから、「K.Dino」というペンネームを使って素性を明かさないままリリースした事もあります。
自身のソロ作品では作曲だけでなく、ミックス、トラックダウンまで自ら手がけ、制作&レコーディング期間中はスタッフと共に作り上げるそうです。
そんな堂本光一さんの作った楽曲は音楽評論家の中でも 評価の高く、麻生香太郎さんは、「そんなアイドルは聞いたことがない。
もはや光一は、作品の出口管理までしないと気が済まないプロデューサー型人間になっている」と話しています。
一方の剛さんも作詞作曲を担当し、ジャニーズ事務所所属のタレントで初めて自作曲でソロデビューを果たしました。
ギターだけではなく、ピアノで作曲したり、ドラムやベース演奏にも取り組んで番組や自身のライブでも時々披露。
SUMMER SONIC等のフェスへ参加したことも話題になりましたね!
もはや2人はジャニーズのアイドルというより、シンガーソングライターといった方が的確かもしれません。
歌手活動以外も有名ですが、中でも光一さん主演のミュージカルは、即日完売する記録を持っており、公演の全チケットを即日完売していることはあまりに有名。
「日本で最もチケットが取れないミュージカル」と言われています。
KinKi Kidsはジャニーズで初の男性デュオユニット。2人組にありがちなのが『不仲説』。
けれど彼らを見ていると「持ちつ持たれつ」という方が正しい表現なのでは?と思えてきます。
例えば、『女性セブン』(小学館)にて以前、剛さんが不仲説について言及し、こんなコメントをしているんです。
「ぼくらは仲が悪いって言われることもありますが、お互いが干渉をしないだけなんですよ。(中略)仲が悪いという都市伝説を作り上げられて20年。弁解するのもめんどくさくなりました。この関係性は今後も変わることはないと思います。彼は彼、ぼくはぼくの人生を生きている中でKinKi Kidsがあるんです」
ファンの間ではFTR(ふたり) というスラングが作られるほど、2人一緒の活動を望まれているKinki Kidsの2人。
ダンスと歌を極上のエンターテインメントとして昇華させていきたい光一さんと、楽器を独自にマスターし、バンドサウンドを追求していきたい剛さん。
彼らの魅力は、生き方そのもの。
しなやかに年齢を重ねていく、ふたりのこれからにも注目していきたいですね。
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